下山
I氏にフラレました。
「やはり」と思われた方は正解。
私は、何をするにもアイガー北壁的思考・・・
キツイ方と楽な方があったら、キツイ方を選ぶ。
難攻不落に挑むことを好む。
痛い思いをしても、得るものも大きいから・・・・と。
滑落しては、原因を探り、
足場を建て直し、再挑戦。
落石にもめげない。
諦めたくない。一歩一歩進みたい。
それが私の生きる道なのだ。
・・・とね。
I氏は、魅力のある男性。でもかなり"クセ"のあるヒト。
以前にも書きましたが、
暫く付き合わなければ、良さがなかなかわからないタイプ。
私もそうなので、諦めずにI氏を理解しようと挑んでいました。
私がI氏を、I氏が私を理解し合えたらきっと、
尊敬と信頼で結ばれる関係が出来るのでは・・・・
と痛い思いをしつつも、期待を持ち、向き合おうとしておりました。
ここには書けないくらいの、私の性格や環境に対する辛らつな言葉や
耳を疑うくらいの投げやりな言葉もありましたが、
それは、率直な表現にすぎない。
そう言う彼は、彼の全てではなく、一部分にすぎない。
誤解をされているところもありましたが、事実もあるわけですから、
受け入れるべきところは、謙虚に受け入れ、
誤解はじっくり、ゆっくりと解いていけば良いと思っていました。
痛い部分だけを注視するのではなく、
I氏の魅力を時間をかけて取り込みたい。
私の望みを満たす相手にしたいというのではなく、
現実を受け入れ、その中に光を見出せたら、
私自身の何かの成長に繋がると望みを掛けていました。
時間はかかるかもしれないけれど、挑んでみたいと・・・・
でも、山は待ってくれるけれど、ヒトはそうはいかないのですよね。
あの大滑落で大怪我をしたものの、
時間をかけて一歩一歩進んでいきたかった。
そのために、PCへのメールは止め、少々せっかちなI氏には、
レスポンスがすぐわかる携帯にメールをすることにしました。
携帯メールですと、あちらも短い文章で済みますので負担はかかりませんし、
私も、どんなに忙しくても、
一日一本なら、移動中にでもメールをすることはできます。
何よりも、重くならずに、継続はできるので、
労わりの気持ちだけをこめて温めあうことはできるはずです。
忙しさの中、逢えなくても。
実際、私は穏やかな気持ちで、
メッセージを送れていると思っていました。
ですが、I氏にとって、そのゆったり加減は、
"おざなり"と感じさせたのかもしれません。
イラつかせたのも、
心が伝わっていなかったからなのでしょう。
いいえ、心を伝えていなかった・・・・伝えられなかった。
自分でも理解し難いもどかしいその理由がわかったのは、
前エントリのT美と話してから。
本当は滑落が恐怖心となって再登頂の二の足を踏ませていた・・・・
短い文章も、長い文章をもらいたくなかったから。
ダメージを受ける言葉はもう聞きたくなかったから。
当たり障りのない言葉でビバークをしていた。
それが、この現状を生んでいました。
途切れがちになっていくI氏からの返信。
私からのメールを最後に、I氏からの返信はありません。
忙しくても逢いたい思ったら、
何としても逢おうとするものだろうというのがI氏。
私は、積極的に逢う段取りをとり付ける事もできないし、
逢いたい時に逢える女でもない。
I氏の望む女ではない。
そこに見切りをつけられたのかもしれません。
私から恐怖心を抱えながらも今年中には、逢えないかと打診しました。
それが最後。
I氏からの返信はありません。
何度か私自身の心の底に問いました。
これからどうしたいの?
そして問い続けて最後に出た答え。
あの件で、私は心の底では別れを決めていた。
でも、喧嘩別れだけはしたくなかったから、
穏やかな状態でのフェードアウトを考えていたのだと思う。
I氏に対しては、優しい気持ちになっているし、
お互いに忙しいこの期が、良いタイミングと図っていた。
真相はそう・・・・
今は、私も二の手は出すつもりはない。
時間が経ったら・・・・・そう、ご挨拶はするわ。
I氏には、感謝もしています。
でも、今は・・・・・
あっさりで冷たいかしらね。
あれだけ、最初に迷っていたのに・・・・
でも、後悔はないの。
学んだことも沢山あったから。
無理してた?
無理してたわね。
ただ、「挑み」は無理を超えなきゃ達成できない。
ダメでも、そうして、少し成長できるから。
でも、また頑張っちゃうのかしらね。
性懲りも無く。
その時は・・・その時。
それもまた人生。私のね。
こうなると解りつつも、
見守ってくださった皆様ありがとうございました。
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解っていたけれど、諦めたくなかったの。
何かに掛けていた・・・・
今となっては、それが継続の理由かもしれないわ・・・・・


