自分好き
とある会で、"働く女子"たちと話す機会があった。
頑張る女子たちに、こちらがパワーをもらうような時間だった。
私が20代の頃、愛用していたパフュームと
同じものをつけている方が中にいらして、
なんとなく匂いから、その頃の自分を懐かしく思い出した。
心地良い気分のまま会場のオフィスビルを出る時、
ある企業のプレートが目にとまる。
「あっ・・・そういえば」
携帯を開きメールをする。
「今、オタクのビルの中にいます。お茶しません?
1Fの××にいます。忙しかったらもちろんパスOKよ」
間もなく「諾」というメールが着信し、
昔からの知り合いが、その場所にやって来た。
「よっ!!」
「お久しぶり」
「どうしたの?」
「●●●の●●をここでしてたの」
「相変わらずガンガンだな」
「そんなことないのよ。今日は女子から逆にパワーをもらっちゃったわ」
その知り合いA氏は、私の20代の頃からの知り合い。
懐かしい思いを少しだけ話したくなってA氏を思い出したのだろう。
お互いの近況や、その日の事などを話した。
「でね、彼女たちが言うの。
『仕事で苦しいこととかあるけど、そんな中でも
頑張って仕事してる自分が好きだから続けていこうと思う』って。
もう、かわゆくなって、みんな一絡げで纏めて
抱きしめたくなっちゃったわ。
そう言えば、男子からはこんな話はあまり聞かないわね。
なぜかしら」
こちらの軽い興奮も混じった質問にA氏は、
なんとなく冷めた目で言う。
「そりゃ、男はそう思わないだろうな。
myさんは、どう?そう思ったりする?」
「私?そうねぇ・・・・思わないわねぇ・・・ええ。ないわ」
「だろうね。もしmyさんが、そんなこと言ったらガッカリだな」
「あら、どうして?」
「たとえばさ、myさんが尊敬している女性がそんな事言ったらどう?」
私は、尊敬するある女性経営者を思い浮かべた。
「あ・・・・」
「だろ。『仕事している自分が好きだから頑張る』なんて発想が、
そもそも自己憐憫、ナルシスト、女性の考えだな。
男は、そんな事言っちゃいられないぜ。、
自分がどうなろうが、どう思おうが、やるしかない。
自分を慰めるような甘い事言っちゃいられないぜ。
いつかは、養ってもらえるという女のコらとは、覚悟が違うんだ」
歯に衣着せぬ奴だ。
これが恋人なら、怒るところだが、
恋人でも何でもない奴なので、腹も立たない。
相変わらずのステレオタイプなやっちゃなぁ〜と思い、
そういう角度から見るヒトもいるのねぇ・・・と観点の違いを納得する。
どうなのかしら。
私が、彼女達のように「仕事をしている自分が好き」とは思わないのは、
単純にふてぶてしくなっているからだと思う。
尊敬する女性が言わないだろうと思ったのも、同じ理由。
確かに彼女たちと話していると、
根拠の無い自信のようなものを感じはするし、
肝心の仕事は、好きなのか?と聞きたくもなる。
でも私もかつては、彼女たちのような時期があった。
障害や理不尽、当てにならない人間関係。
そんな中、自分を信じずして誰を信じる。
とりあえずやるしかないという前進に芯を与えるのが、
「頑張って仕事している自分が好き」という鼓舞。
自己憐憫の情だって、ナルシストだっていいじゃない。
好きな自分自身であるかどうか問うてみて、
「うん。良し!」でなければ
「良し!」な自分になるように気合を入れたり、工夫したり。
自己嫌悪で終わるのではなくて、それでも頑張る精神力があるわ。
自分をごまかし、義務感だけで仕事をこなすよりもよっぽど純粋。
今はまず、「頑張って仕事している自分が好き」でいいと思う。
年を経て、喜びも苦しみも経験して、
結果が積み重ねられて、自信もついて本当の仕事の面白みがわかってくる。
そうして、もっと別の鼓舞が出でくる。
もっと重い責任だったり、もっと熱い達成感だったり。
これって、恋愛にも言えることよね。もちろん、相手ありきですが・・・・
↑↑↑↑↑↑↑↑
実は、コレが今回一番言いたいことだったりします。
後は皆様ご自分の事に置き換えて考えてみてください。
ハイ。宿題。
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ゆっくりお付き合いお願いいたします。


