タカラ
「今日は最初から燃える」
エレベータの中、後からI氏がウエストに片手を回す。
「ふふっ」
チラリと斜め上に目をやる。
カメラがあるのではと・・・・・
もう、ここまで来れば気にしても仕様がないのに。
部屋に入って私が靴を揃える。
(なんか、ラブホテルって感じ)
淫靡な世界へのスイッチがこれで入る。
I氏は、浴槽にお湯を溜める。
これが、I氏のスイッチかしら。
パチンパチンと革のアタッシュケースを開ける音がする。
ホント、「最初から燃える」つもりなのね。
お道具をそろえている音を背中で聞きながら、
私は、ワンピースを急いで脱ぐ。
今日のワンピースは、シワになり易い素材なので、
こっそりと・・・
そして、ブラもガーターもストッキングも脱ぎ、
シースルーレースの白いシュミーズとタンガだけになる。
華奢なレースで、肌が透けて見える。
本当はこの姿見せたかった。
I氏に脱がされると、ワンピースもシュミーズも一気に脱がされて、
折角の姿を見せられなくなってしまうから(笑)
普段は着ないイベント用。
チョッと乙女チックで好きにしてくださいと誘う白。
「あっ何、もう脱いじゃってるの?僕に見せないで脱いじゃうの?」
「うふふ。見ていいわよ・・・」
丁度化粧台の前。
後から肩に手を置かれ、一緒に鏡に映る。
「綺麗ですね」
「いやらしいでしょ」
「うん。いやらしいから好き。myさんはホントにH」
「いやらしいから好きなの?失礼しちゃう」
「最高ということですよ」
もちろん私もそう思っている。
こういう場で、こういう事をしている中で、
それは最高の賛辞になるから。
片手で胸をつかまれ、
もう片手では、タンガのクロッチを押しよけクリトリスを愛撫される。
耳の中には、甘い口吻の吐息まじりの声が注がれる。
そして、目の前には後から男に抱かれ猥らにカラダをくねらす女がいる。
その女は淫楽に酔った顔をしてコチラを見据える。
ナルシストな私にとって、これほど最高のシーンは無い。
「なかなかですね」
「うふふ。いやらしい。でも素敵だわ」
シュミーズを捲くられ、ヒップを丸く撫でられる。
グッと背中を押され、腰をさらに高く上げさせられた。
「綺麗なお尻・・・・綺麗なアナル・・・・綺麗なお●●●。
ピンク色。殆ど使っていないみたい」
「そうよ。使われていないわ」
「嘘だね。今まで何人の男を迎え入れてきたんだ?」
「初めてよ」
「あははは。それも信じたくなるくらい綺麗」
「アリガト・・・・」
そう。きちんと手入れをしているタカラを誉められるのは、
本当に嬉しい。
この時のためというより、自分のためなのだけれど、
やはり、張り合いがあるというのは幸せなこと。
I氏は床に腰をおろし、蜜壺に口づけする。
「はぅ・・・ん」
クリトリスを包む唇が、壺口に移り、滴る蜜を玩味される。
「あ・・・・ん」
蜜壺は栓を失い、止め処も無く蜜が溢れていた。
目を閉じて、私は這う舌の動きを追う。
「自分で感じるのですよ」
I氏に前に言われた言葉を思い出す。
舌先が左の花びらの端から内側を通り、
蟻の門渡りをターンして右の花びらをなぞりかえる。
ツンツンと蜜壺の中を浅く突かれると腰が砕ける。
「まだまだですよ」
指が中に入り、じゅぶじゅぶとかき回される。
「指が締められる・・・あっもうがまんできない」
I氏が大急ぎでズンと中に入ってきた。
「ああぁ・・・・気持ちいい」
後から責めるI氏と私が再び鏡に映る。
「うわっいい眺め。残して置きたい」
「えっ?」
「撮りたい。撮らせて」
「こんなの撮ったら、投稿写真みたいだわ」
「うん。投稿したいくらい」
「えっ?」
「ウソウソ。そんなことしないから。顔ははずすから・・・・」
「そんなに撮りたいの?」
「・・・・うん」
駄々っ子のような目で懇願されると拒否はできない。
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