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あらら

2008年06月01日[00:39:10]

お仕事帰りのセッティング。
 
「カウンターで」とだけ要望して、場所はお任せ。
  
やはり、どのような場所を指定してくるかは楽しみ。
 
I氏は都内某ホテルの眺めの良いバーを指定してきた。
奇をてらわず、大人の王道的無難な場所は、
疲れた平日の仕事帰りには丁度よい。
 
 
カウンターを指定したのは、濃い会話をしたくなかったから。
煮え切らないというか、そういった気分にまだ成り切れていない今、
絆されない、公の場である方がよいし、
会話をそらすのにもカウンターなら、前を向けばネタは転がっているから(笑)
 
 
 
帰社時間がずれ、これから会社を出るので遅れる旨メールを入れた。
「お化粧、身仕度等もおありだど思いますから、ごゆっくりお越し下さい」
あらら・・・そんな気遣いに、おっとっととなりながら、
堅い鎧を身にまとい、その場所へ急ぐ。
 
 
既に、I氏は来ていて、中に入ると左手を軽くあげて「コッチ」と招き寄せた。
 
 
 
「遅れて申し訳ございません」
引いてもらった椅子に腰を下ろしながら、今月のカクテルをオーダーして、
バッグを置き、足を横に流す。
そして右に座るI氏に微笑む。
 
「お待たせいたしました」
そう言う私に、開口一番I氏が言う。
「あの・・・myさんは、ご結婚されているのですか?」
「えっ?」
えっというより、"はぁ~?"という感じ。
 
確かに、私の時間の使い方を端から見ると、
家庭があるようには見えないでしょうし、他の人からも聞かれることはある。
 
でも、聞かれるにしても、かなり遠慮がちに遠まわしに聞くものでしょ。
 
なんじゃぁ~?
 
「はい。しておりますわよ。ご存知ありませんでした?」
「いえ、そうだろうとは思っておりましたが・・・・
あっ知ってました。はい。
でも、全然そういう片鱗が見えなかったものですから・・・・
お綺麗すぎて・・・・」
 
あら、誉め言葉だったのね。まぁいいでしょう(笑)
 
その後矢継ぎ早に、私の背景について聞いてくる。
恋愛相手には、あまり話したくないことですが、
まぁ・・・・対象外ですから。いいでしょう。
そのまま正直に答える。
 
I氏は自分の背景のことも話してくる。
 
滑り出しでお互いの背景の話なんて、色気もなにもあったものではない(笑)
もちろん、愚痴などではなく、明るい話。
 
背景に共通点もいくつかあって、会話もはずむ。
  
こんな会話でいいの?レシピ逸れていない?
それとも、これも"手"?
なんとなく肩透かし?(笑)
  
 
ただその内、ビジネスの話になり、芸術の話になり、精神論の話になり、
「そうですか。私と全く同じ考えだなぁ」と歓心を得たように喜び、
「やはり、相性が合いますね。
こんなに会話が楽しい女性は、なかなかいませんよ。
ずっと話していたいですね。大人の話なども・・・・・」
などと少しずつソチラの方に流れを寄せてくる。
 
 
でも寄せてきても、私はサラリと流す。
注がれる形容にも、「お上手ですのね」と流す。
 
 
何の話をしても、中身が濃くて確かな語彙選択、落ち着きのある紳士的所作。
時々オッサンのような事を言ってみたり、あわてたり、
緊張が口の端から見え隠れするけれど、概ね悪い感じではない。
 
前からそう思ってはいた。
メールで手ごたえのある会話もして、『何か合うわ』とも思っていた。
でも、核心には触れずに流している。
I氏の視線に心の内奥が手に取るようにわかるけれど・・・・
のれない。
  
 
 
恋愛に二の足を踏んでいるとは言え、
私、失礼にもチョット俯瞰しすぎている。
 
 
「本日は一次面接ということで。もしくは喫茶去」
I氏がその日会う前に送ってきたメール。
気軽に人となりを見てくださいという感じね。
とりあえずは・・・・・
まずは・・・・・
ということでしょうけれど。
 
 
 
 
「後へ行きませんか?」
後方のソファー席へ誘われる。
「ええ・・・でも、まだ月も見えますし・・・もう少し」
カウンター先の窓をのぞいて軽くお断り。
 
ソチラの流れもありましょうが、
コチラの流しだってありますもの。
 
 
なのに、化粧室から戻ると、席は移動されていた。
「申し訳ございません。我儘でして。駄々っ子でして」
笑ってしまった。
 
何度かI氏に誘われて根負けして今日の日を決めた時、
私が言った「駄々っ子ですのね」をそのまま引用して言う。
  
 
 
その場に移ると、私とI氏の会話は他には聞こえない。
当然、甘い賛美と濃い情愛の言葉をあびせられる。
 
私には、それでも絆されない自信があった。
どんなに言われても、好かれても、譲れない理由があったから。
その理由を押し通して、お断りする自信があった。
 
 
最後の最後にバズーカ砲を撃ってしまうのは申し訳ないけれど・・・
 
 
 
「Iさんのお気持ちは、とても嬉しく思いますのよ。
でも・・・・ごめんなさいね。
私、年下の方にはどうしても恋愛感情は持てませんの。
Iさんは、精神的に落ち着いていらして、とても年下とは思えないのですが・・・」
 
「えっ?myさんおいくつ?いや失礼、干支は?いや・・・
絶対私の方が年上ですよ。○○年生まれですよ」
「はい?」
私より、年上。
「あっ。申し訳ございません。私の方が下でございました。
××年生まれでございます」
「それより下だと思っていたのですか?こんなオッサンに。
ガキに見えましたか?」
年齢のわりに落ち着いているのは、ステイタスに因るものと思っていた。
その年齢でも、おかしくないような若さもある。
直接聞いていたわけでもないし、私の勘違い?どこで?いつ?
でもまぁ、確かに・・・そういえば・・・・良く見ると・・・・
 
 
「安心しましたか?」
「え?あっ・・・本当に失礼いたしましたわ」
 
すーッと落ちていくような気がして、理性という手すりに掴りたかった。

 
 
 
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そして続きます。

思ふことコメント:12 □ トラックバック:-◇ 


コメント一覧
この記事へのコメント◇
あら?myさんとの方が?
どうなさったのかしら?
続きが楽しみです。
2008/06/01(日) 01:00:45 | URL | りん #[ 編集]
ごめんなさい
思わず吹き出してしまいました(笑)
myさんの可愛さに…。
もうひとつ。
既婚者でいらっしゃるのも知りませんでした(汗)

m(__)m

年上と判明した時点での
myさんの心の動きが気になります(^-^;
2008/06/01(日) 05:32:52 | URL | いちこ #[ 編集]
はじめまして
いつも読ませていただいておりました。
ただmyさんが独身と思い込んでましたので、
既婚の私は、正直、少し敵対的な気持ちで読んでました。
じゃあ読まなきゃいいのに(笑)、ついつい、いつもチェックしていたのはmyさんの恋愛論の素敵さからです。

myさんご結婚されていたのですね・・
こちらもリスクを負いながらの恋愛だったんだ。
独身の方の単なるお遊びかと思ってました。失礼しましたm(_ _)m

では、myさんと私は同じ立場。
それでこんなに恋愛を楽しんでいらっしゃるなんて。
素敵すぎます(笑)

私もまずは自分磨きから楽しもう!って気持ちになっております。
これからも楽しみにしております!☆
2008/06/01(日) 09:04:34 | URL | ゆう #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼りんちゃん
あらあら、りんちゃんお久しぶり。
続きますよ。見ててね。


▼いちこちゃん
エエーッ!!
何度も書いてますよ。
『背景』とか言っているから解りづらかったかしら?

心の動き・・・・次で。ね。


▼ゆう様
初めまして。お読みいただきありがとうございます。
まぁ・・ここでも、エエーッ!!

うふふ。
お仲間(*^ー^)人(^ー^*)でございますわよ。
 
私が言う、大人恋愛というのは、
互いに守るべきものを守りながら、
互いの、もうひとつの人間性を引き出し合い、
活かしあうもの。
と思っております。
 
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2008/06/01(日) 16:36:13 | URL | my #[ 編集]
すいませんバズーカ砲にやられました。
次回が待ち遠しいです。

年齢で気持ちって変わるんですね。
2008/06/01(日) 21:31:39 | URL | Fake #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼Fakeさん
Fakeさんがやられてどーする(笑)

私の場合は、どうしても年齢はキーポイントですね。
生理的にどーもダメですのよ。

続きをお待ちくださいませ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2008/06/01(日) 23:43:34 | URL | my #[ 編集]
アハハ
年下とどこかで勘違いしちゃったのは
自己防衛本能が働いちゃったのかしら?
続きがとーーっても楽しみです^^

あたしも年下はごめんなさいの口。
頭が古く年功序列がどこかにあるのか、
どうも年下と思うと高飛車に出てしまいそうで。
かわいい女でいたいのにぃ~。
2008/06/02(月) 07:56:31 | URL | em #[ 編集]
my様も間違えてしまうくらい年齢不詳なんて、どんな男性なんでしょう。私も年下は苦手です。甘えたい人なので(^^ゞ


あ~。
早く続きを~。
2008/06/02(月) 08:04:18 | URL | 生ちょこ #[ 編集]
ほーほー、年下だと思ったら実は年上だったとは!!
そこで一気にベクトルの向きが変わったとか!?

続き待ってます♪
ちょっと期待してますよ♪
2008/06/02(月) 12:21:52 | URL | 杏々 #[ 編集]
ほぉ~!
年齢、問題なしなのですね。
実年齢って、努力で上げ下げ出来るものではありませんし、どうなることかと思いましたが…。
理性の手摺りは見つかりました?
次のblog、心待ちにしております。
ワクワクするわ~♪
2008/06/02(月) 16:06:58 | URL | 椿 #[ 編集]
あらあらmyさんとしたことが、
情報収集不足でしたか??
myさんの気持ちが一気に崩れた?崩れそうな?一言。
どうなったのか・・・
続きが早く知りたいです。
2008/06/02(月) 16:20:11 | URL | nobu #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼emちゃん
年齢を確認したというか、そうだと思ったのは、初めて会話をした時期あたり。
自己防衛本能も何も無かったと思うのですが、
ただの、ドジ女かも。

>どうも年下と思うと高飛車に出てしまいそうで。
うんうん。ねぇ・・・まったく、甘えん坊の女ってそうなのよね。
私もそうですけれど(笑)


▼生ちょこちゃん
年下の男性にも、上手に甘えられたらいいのですがねぇ・・・
なかなか意地っ張り女には難しいようですわね。


▼杏々ちゃん
それは・・・・そのままの方向というワケには行かないでしょう・・・・
って他人事みたいですけど(笑)


▼椿ちゃん
私の気の持ち次第で、不可能というわけではないのですがね(笑)
理性・・・次回のエントリにて。


▼nobuちゃん
情報不足というよりも、私の思い込みのようでした。
私の気持ちは・・・・・次回のエントリにて。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2008/06/02(月) 22:13:31 | URL | my #[ 編集]
○コメントを投稿する(広告目的のコメントはスルーさせていただくことがあります)
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本当に秘密?お悩みはみんなでシェアしませんか。
貴女のお悩みと同じお悩みをお持ちの方が救われるかもしれません。
できれば公開にしてくださいませんか。
HNを代えられてもOKなので。
 


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