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聖人の恋(6)

2006年02月02日[03:38:51]

古典文学に見る男と女シリーズ 第22回 その6

前回の続きです。

鬼の前にお立ちになられるお后の透けるような白い肌は、背後に座る漆黒の鬼の前に浮かんでいるようでした。
荒石のような指が、お后の肌の上をゆっくりとくびすから這い上がります。
御膝の裏を通り、なだらかな隆起を慈しみ、愛おしみながらお后の御体に触れる鬼の指先から柔らかな気が溶け出しているようでした。
包むような愛撫にお后はなよなよと御体をくねらせられます。
お力が抜けるような心地で鬼にお体をお預けになられ、鬼の胡坐の上にお座りになられました。

鬼がお后の耳元で何かを囁いています。
愛の言葉なのか、お后は少し恥ずかしげに御頬を染められます。
又、鬼が囁くとお后は御顔を上げられ、鬼に振り向かれます。
お后の御唇に、鬼の唇が重ねられます。
時折濡れた音を立てて、赤い舌と薄桃の舌が絡み合い、
恍惚の相好のお后と鬼には、他の者の視線など目に入らぬような有様で
二つの魂の世界をつくり出していました。

鬼の手掌は、柔らかなお后の御胸を弄り揉みしだきます。
重ねた御口の端から小さなお声をお后は発せられ、
愛撫に酔われていらっしゃるようでした。

鬼は後ろから、お后の両の御足を開きました。
開かれた花びらからは、露が光りこぼれておられます。

鬼は傍らに転がる独鈷杵を手に取りました。
それは慌て逃げた僧が投げ出したものでした。
「独鈷杵は、煩悩を砕くと申すが、果たしてどうであろう。砕くことなどできるものか」
放心の僧達の目の前で鬼はその神聖な独鈷杵をお后の火照る芯にあてがいました。
「何と恐ろしき、バチ当たりなことを。何と、何と・・・・」
念仏のように言い合う僧達でしたが、目は一点から離れられないでおられました。

お后の芯にあてた独鈷杵を鬼は小さな円弧を描くように動かしました。
微かな動きながら、お后は俄かに高揚され、仰け反り更に御足を自ら開かれていくのでした。
「あぁぁぁぁぁぁ・・・・うぬ」
お后の御腰が僅かに跳ね上がると、鬼は小さく笑み、
さらに独鈷杵を花びらの奥へ沈めました。
独鈷杵を前、後と動かす毎にお后の官能に悶えられるお声と
えも言われぬ音が響きます。

まるきり天罰がくだるであろう行為ながら、
見る者の男は己が根が硬くなるのを、女は壺がそぼ濡れていくのを覚え、
己にも天罰くだるのではないかと恐ろしい心地になっていくのでした。

「聖人様・・・・」
お后がしなやかなお声で鬼にしなだれます。
心得たように鬼はうなずき、独鈷杵を抜き出しました。
お后の露が糸を引く独鈷杵は、投げられ、ごろごろと僧達の目の前まで転がりました。

続きは次回で。

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遅くなりました。
現在かなりピンチ状態が続いておりまして・・・・

古典 恋愛入門コメント:13 □ トラックバック:-◇ 


コメント一覧
この記事へのコメント◇
無理しないでね^^
ピンチ状態でも
こうやって続きを今か今かと
待ち望んでいる私達の為にアップしてくれて・・
ありがとうm(__)m

それにしても
ため息が出るほど素敵な文章・・
毎回思うんです
myちゃんが古典の先生だったなら
どれだけ楽しく勉強できたかなって

あ、高校生には刺激が強すぎか・・
2006/02/02(木) 17:09:11 | URL | emi #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/02/02(木) 21:34:36 | | #[ 編集]
独鈷杵
独鈷杵、笑ろうた、笑ろうた・・・
クリックしたらバイブがでてくるかと思ったら!
悪戯さんねえー!!
でもこうやって見ると、ほんと、それ以外の目的に見えなくなってくるわね、いぼいぼもついてたりして。
仏像鑑賞、結構好きなのにィ。
これじゃあ、これから思い出さずにはいられないわ!
myちゃんのバカー!

myちゃん、ほんとに才能ありすぎよ!
忙しいのに、楽しませてくれてアリガト!!
2006/02/02(木) 22:39:22 | URL | Lisa #[ 編集]
面白いよ!
これは古典のmyちゃん訳ですか?
2006/02/02(木) 22:45:08 | URL | るう #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼emiちゃん
私は完全理系だったので、古典の時間はスルーでした。
でも、あの頃このお話を読んでいてもきっとピンと来なかったかも。

今だから、古典もさくっと読めるのよね。


▼2/2 21:34に管理人宛にコメントをくださった●●様
初めまして。
ご愛読ありがとうございます。
二重敬語に関してのご指摘ですが、
気になりますよね。

実は表現に関しては、どうしようか迷い迷い書いているのですが、
主人公の染殿后は、帝のお后なのであえてまどろっこしい、
最高敬語で書いています。

洗練された敬語表現の方が文章も美しく読みやすいと思いますが、
今回は、内容が内容なのでちょっとベタつきのある文章にしています。
さらりと書くと、ただの色欲話になりそうなので。


それにしても、今回の物語にはコメントがあまりいただけていないので、
相当引かれているわと内心「あらら・・・」と思っていたのですが、
●●様のようなコメントをいただけると、ホッとします。
ありがとうございます。


▼Lisaちゃん
やった。笑っていただけましたか。
本編にはもちろん無いのですけれどね。
実は、前々からなんとなく「それ系」とバチ当たりな事をちらりと思っていましたので、
使ってみました。


▼るうちゃん
もう、訳どころではなく、完全創作状態。
こんなバチ当たりな事って・・・・ねぇ。

関係者の皆様申し訳ございません。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2006/02/03(金) 00:40:12 | URL | my #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/02/03(金) 16:09:27 | | #[ 編集]
もうがぶり寄り!ヾ(笑^▽^笑)ノ

独鈷杵・・・
わたしも買っちゃおうかな
わたしは極小=^-^=うふふ

PS,お忙しいようですがお体にはくれぐれも気をつけてくださいね。
2006/02/03(金) 16:13:35 | URL | miu #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼2006/02/03 16::09に管理人宛にコメントを下さった●●ちゃん
独りになると、寂しくてどうしようもなくなるかと思いましたけれど、
意外とそうでもなかったりするわけで。
視界も広がってきますよ。


▼miuちゃん
おいおい。ヾ(~∇~;)


お心遣いありがとうね。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

2006/02/04(土) 06:49:35 | URL | my #[ 編集]
どんどん。
物語が広がっていきますね。
いったいどこまで続くのか・・・楽しみ、楽しみ・・・。

それにしても、独鈷杵を・・・バチ当たりな・・・(笑)

私も理数系でしたから、古典はあまり知りません。
百人一首も覚えたことありませんし・・・。

でも、書くことはけっこう好き。
だからあんな下手な小説書いてるわけで・・・(^^ゞ
ちなみに新聞投稿もしたことがあり、
4回ほど掲載されました・・・。

コメントの敬語の話・・・。
myさんの意図はよく伝わってきますよ。
物書きのプロじゃありませんから、それでいいのでは?

最近、単行本やテレビのクイズで
日本語に関する話題が出てきますよね。
私も「確信犯」を間違って解釈してましたし、
ほかにもいろいろ・・・(^^ゞ

小説書くときは、いちおう辞書をそばに置いて、
類似表現の場合は、読み比べ、書き比べをして、
語感、字面を考えて表現を選んでいます。

新聞投稿のときは、400字書くのに、
2~3日、じっくり考えてましたよ。
新聞投稿は、すべて「ですます調」で書いてます。
新聞投稿でも、たまに「ですます調」、「である調」が
混在してるものがありますが、あれはいかがなものかな?と・・・(^^ゞ

ピンチのあとにチャンスあり!   かな?
無理しないで・・・ね。
2006/02/04(土) 15:54:06 | URL | はるき #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/02/05(日) 19:57:47 | | #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2006/02/05(日) 22:46:19 | | #[ 編集]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

▼はるきさま
フォローありがとうございます。

自分のblogですから、勝手きままに書いても良いようなものですが、
「恋草子」は読んでいただいている読者様あってのblogなので、
言葉遣いには、気を付けているつもりですが、
素養のない私は、ボロばかりで、今読むとギャッとなりそうな文章もたくさんあります。
もう、お恥ずかしい限りです。

はるきさまが投稿される話題は何でしょうね。
とても硬い硬い内容なのでしょうね。

お気遣いありがとうございます。


▼2006/02/05(日) 19:57に管理人宛にコメントをくださった○○ちゃん
大変なことになってしまいましたね。
落ち着いて、事に当たってください。
大人として、しっかりと。

ここにはいつでもいらしてね。
泣き言OKだから。


▼2006/02/05(日) 22:46に管理人宛にコメントをくださった●●ちゃん
失礼だなんて、とんでもないことですよ。
どうぞどうぞお気になさらずにね。
きっとそう思っていらっしゃる方も多いと思いますので、
かえって指摘していただいてよかったです。
ありがとうございます。ね。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2006/02/06(月) 01:10:38 | URL | my #[ 編集]
独鈷杵
独鈷杵を鬼が使うところを読んでて思い出したんですが、彼が最近おもちゃを使うのにはまったみたいで前回もローター持ってきたし、また今度新しいのを持ってくるらしい。
どうやら、それらで攻めたいらしいけど、私としては彼のモノの方がええんやけどねぇ。(///▽///)

コメントの事だけど、物語としてどこまで続くのかわからなかったから、最後まで読んでと思ってたのよ~
決してひいてたんじゃないからね~
2006/02/07(火) 22:49:09 | URL | かな #[ 編集]
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