興信所
浮気調査といえば"興信所"
皆様は興信所に調べられたことありますか。
myはあります。
いえ。彼の北の方にではありません。
とんでもなく意外なところに。
もう随分と前。若い頃です。
一本の電話が入りました。
「家内が、君の家に行ったらしい」
電話の主は、お仕事の取引先の男性。
「どういう事でしょうか」
奥様がmyの家に来たことにも疑問はありましたが、
何故この人に"君"と言われる筋合いがあるのかという小さな憤りの方が大きい。
"君"と言っていいのは、ある程度親しい男性。
電話の男性とは親しくない。
「この前の日曜日の午前中、君の家に行ったそうだ。君はいなかったらしいけれど。いや、いなくてよかった」
「なぜ、奥様が私の家に来られたのですか」
「君と私との仲を家内が疑っているらしくて」
ドテッ!吉本新喜劇のようにmyはコケそうに。
何でやネン、ンなアホな!と叫びそうになるくらい。
男性K氏とは、仕事の絡みで上司や同僚と同席で何度か飲みに行った事はあります。
でも、ホテルにいったとか、デートをした事など一度もありません。
歯牙にも掛けていませんでした。
印象に残るタイプでもありませんでしたし、高飛車だったmyにとっては"つまらないオヤジ"に近い男性。
オヤジと言っても、今のmyより年下でしたが・・・・
「なぜそんな事になったのですか」
「二人でいるところの写真を撮られました」
「えっ?」
「タクシーで降りたところを撮られました」
「でもあれは・・・」
そう。K氏とは実はご近所でした。
それで、お付き合いの帰りに一緒にタクシーで帰ったことが二度有りました。
もちろん、二人だけではありません。
上司とmyとk氏でタクシーに乗って、家の近くで先にmyとk氏が降りる。
myはK氏のマンションの前を通って帰宅する。
なので、タクシーを降りてから3分位一緒に歩きます。
そこを撮られたと言うのです。
特に親しく歩いていたわけでもありません。
マンションの前で別れるときも、多少のお愛想笑い程度でご挨拶したくらいでした。
一度目それを奥様がマンションの窓から見ていたそうです。
それからK氏を疑い始め、何をするにも浮気と結びつけていたと。
まもなく浮気調査を興信所に依頼。
二度目のタクシーでの帰宅を撮られました。
でも、ブツはそれしかなく、
「結局は興信所はシロと出しました」
「当然です」
「それでも、まだ疑っています」
放っとけと言いたくなりましたが、
「そうですか・・・」で絶句。
「・・・それで、今後の事をご相談したいのでお会いできませんか」
「それは・・・」
相談も何もこちらは関係のない事ですし、
K氏に対して同情もありません。
それに、二人で会うなど疑われているときに以ての外。
バシッと言いたい所ですが、ここは伝家の宝刀、
仕事関係者に言い寄られた時の一言、
「上司と相談して・・・」を出します。
「あっいえ。それは・・・わかりました。こちらで何とかします」
「当たり前じゃ」は抑えて、
「はい。よろしくお願いいたします」
・・・で、事は収拾されたように思われましたが・・・・
続きは次回で。
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