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ちゃぷんと並んで露天風呂に浸かり会話をする。
ほんの少し前まで熱い交わりをしていた二人という感じはもう無い。
蕩々入浴剤を入れていたお湯も、足し湯をしていてもう殆どサラサラ。
my達の会話もサラサラ。
多少の甘い会話も女としてはあらま欲しいし、
セックス後のアンニュイな雰囲気にもなりたいけれど、
彼はスイッチの切り替えがハッキリしている男。
それはほぼ無い。
でも濃淡がはっきりしているからこそ、"濃"の方のセックスは激しくなれる。
だから、こうした淡白な状態も必要。
それに、彼との会話は本当に楽しい。
彼とは趣味趣向がすべて同じということはない。
アウトドア派の彼とインドア派のmy。
彼があまり好きではないと言っていたブランドは密かにmyの好みだったり、
ボールペンの好みもサングラスの好みも違う。
政治経済に関する意見や主張も違う。
ただ、こういう時はコレ。とか、この場ではコレ。という反応の一致点は似通っている。
和スタイルのレストランバーで、なんとなく居心地が悪い。
なんとなく落ち着かない。
「なんかピンとこない雰囲気だね」
「ええ。インテリアがちぐはぐ?」
「そうかも」
「ねぇ、そこに置くのだったら、指物よりも・・・」
「岩谷堂箪笥!」と一緒に口に出したり・・・
もぐもぐもぐ・・・・
「これって・・・バルサミコより・・・・」
「ポン酢!」と気取ったレストランで一緒にこっそり笑う。
誰かさんの毒の入った批評をする時の黒い笑いのポイントもぴったりと合う。
掛け合い漫才のような会話も、ポイントがあっているからずっと続く。
興じあう間合いも心地よく弾む。
弾みすぎて、時間を忘れてしまうほど・・・・
「私、喉がかわいたわ。先に出るわね」
バスローブに袖を通し中に入った。
乱れたシーツ。
その上には
ロングローターと
コンドームのケースが無造作に置かれたまま。
先刻そのままの状態のベッドを目にすると「そういえば、セックスしていたんだわ」としみじみ思うのと同時に、淫靡な行為をゾクっと思い出す。
あんなにも乱れ合えるなんて、ここに入ってきた時はギクシャクしていたのに。
結局myも彼も求め合っているのに、踏み切ることが出来ない。
照れと遠慮と恐れと意地が混ぜこぜになっている。
一旦踏み切ると底なしになれるのに。
いえ、そうなるからこそ踏み切ることができないのか。
いずれにしても、本当。おバカな二人だわ。
それも醍醐味かもしれないけれど。
「これなんだろう」
ベッドの横で彼が中国っぽい磁器の置物をしげしげと見て言っている。
「えっ?どれ?」
「ほらこれ・・・」
「西遊記じゃないの」
「なんで、孫悟空なんだろ」
「さあ。妖艶ぽくする演出かしら」
「これで?」
「だって、西遊記にも玄奘三蔵を惑わす、女妖怪って出てこなかったかしら」
「それを連想させるわけ?」
「うふふ。連想させちゃうわけッ」
「うわっやめろッ!!!」
myは彼をベッドに押し倒した。
「妖怪よ」
「ダメダメ、妖怪はダメ」
myは彼の両腕を力いっぱい押さえつけた。
彼も抵抗しているけれど、そんなのは本気ではない。
力では上だけど、こうして押さえられている振りをするなんて。
もぅ。
「玄奘三蔵は、童貞だったから、その肉を女の妖怪が狙っていたのよね。長生きするために。」
「ダメ。俺全然童貞じゃないから、食べたら早死にするよ」
「うふふ。別のお薬になるかもしれないわ」
myは柔らかい彼のmonoを口に含んだ。
「ダメっていってるのに・・・・あぁぁぁ・・・・」
ダメと言ってもmyは止めないし、その行為でどうなっていくかは彼も知っている。
でも、一応"抵抗してみる"ところが楽しい。
口に含んでいる彼のmonoに硬さが甦るにつれて、彼の腕の力も抜けていく。
myは手をsaoの根元に添えわざと音をたてる。
"ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ"
「そんな音立てちゃダメだよ」
"ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ"
myはさらに音をたて、手のしごきを激しくした。
「うわっ!待って、待って、本当に待って」
「えっ?」
口を離して立ち上がったmyを彼は眼光鋭く射る。
ゾっとするような目。
「とんでも無いことをしてくれたな」
ドスの効いた声で言いながら起き上がり、myの後ろにすばやく回った。
「こんなことしたら・・・・」
バスローブの上から彼の固くなっているmonoが突き刺さる。
そして、腰を前に突き出しmyをベッドに倒した。
四つん這いになったmyのバスローブをまくり、後から彼は固いmonoで一突きする。
"ズンっ!"
「あぅ・・・・」
"ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!"
一気に無言のまま彼がmyを突く。
「ねぇ・・・hi!・・・壊れちゃう・・・・」
"ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!ズンっ!"
「あぁん・・・・はぁ、はぁ、あぁぁぁぁ・・・・もうダメ・・・・」
尚も続く彼の責め。
「いやぁ・・・はぁっ・・・・・許して、参りました・・・・・」
「うっ・・・・うくっ!」
彼がmyの上に被さり、myはその重さで潰れた。
「きゃん・・・・やられました。降参です。」
「まったくぅ。ダメって言ったのに困ったコだよ」
彼はmyから離れ、笑いながらお尻をピシャリと軽く叩いた。
続きは次回で。
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myも冷え対策に・・・・
ビューティー・ベリーとのセットもいいみたい。
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